ほげほげ挑戦日記

30代のおっさんが日々感じたこと、体験したことを記録していくブログ

おっさん 映画「オッデセイ」を観る

普段、映画を観る時間がなかなか取れないため、長期休暇を利用して映画を観る。

「オデッセイ」を観ようと思ったきっかけは、海外ドラマ「ミスターロボット」のあるシーンがあったからだ。主人公と、とある少年が映画を観に行くことになり、「バックトゥーザフューチャー」か「オデッセイ」を観るかで口論になっていた。

結局、主人公は、「バックトゥーザフューチャー」を推しまくり、結局それを観ることとなる。

 

私自身、「オデッセイ」を観たことはなく、どんな映画か気になった。あらすじだが、火星調査隊(7人)が、ミッション中嵐に巻き込まれ、ある隊員(マッドデーモン)が嵐によって飛んできた障害物に当たり、遠くへ飛ばされてしまう。他の隊員は、この嵐で探しに行けなく、早く出発しないと自分たちの命が危い状況だった。加えて、この嵐の中生きている訳ないと判断し、苦渋の決断の末、彼を置き去りに火星を後にする。隊員達は火星を出た後、嵐は収まり彼は目覚める。ここから孤独なサバイバルは始まる。

 

この様なサバイバル映画は色々あるが、私は観た記憶がない。しかし、かなり共感する所もあり、叶えたい目標に挑戦する際に、忘れてはならない姿勢を再確認できたと思う。

■忘れてはならない姿勢とは

①現状の把握とゴールの逆算

②知恵を絞り、行動する。

③楽しむ

④最悪な状況を想定し備える

⑤できれば相談できる専門家とコンタクトをとる

 

最初にやるべきは①現状把握とゴールの逆算だ。一人で物事をはじめる時に一番の大敵は絶望だと私は思う。絶望は、思考力を奪い、活動するエネルギーを奪って行動不能にする。例えば、この主人公が絶望に苛まれ、何も行動せずに死ぬことだって起こりうる。何か目標がありそれを達成しない状態をなくすため、ゴールを決めると良い。ここで言うゴールは「期日」と「達成」したい目標を指す。それが希望になり、活動のエネルギーとなる。また、人間は、分からない事象を恐れる。可視化できれば安心できる。

 

次に知恵を絞る。幸い、我々は火星に住んでいないため、インターネットや書籍を利用し情報収集できる。その情報を頼りに行動し、ゴールに向かって歩いていけば、結果目標に辿り着けなくても、何か自分にとって大切なものを手に入れるはずだ。

 

楽しむことは重要だ。絶望的な状況ほど楽しい音楽を聴きながら前向きな気持ちに戻す必要がある。絶望は思考を奪う。逆に思考が目標達成のファクターであるから、自分がどうすれば前向きになるか普段から把握しておく必要がある。

 

最悪な状況に備えることは難しいがやらねければならない。起こるかもしれないが起こらないかもしれない状況に、わざわざ時間を割くのは億劫だし、現状が順調だとさらにどうでもよくなる。しかし、危険な状況は突然やってくる。昨年の終わり、私にもあった。詳しいことは割愛するが、それがきっかけで今年は自ら稼ぐ力を身につけることが目標になった。コロナの影響で飲食店経営の方々も身を持って痛感したかと思う。常に「一瞬先は闇」だと意識する必要がある。

 

信頼できる相談相手、助言してくれる専門家がいれば強い。映画中盤で主人公は地球と交信できる様になる。そのお陰で、専門家のアドバイスのもと、苦難をクリアしていく。主人公がその専門家の助言がない状態で、サバイバルを生き残れただろうか?また、助言を無視し独断で物事を進めていたら生き残れると思うか?正しい情報、正しく判断できる人がそばにいれば、正確に早く目標に達成できることを教えている。

 

映画が面白いところは、観ている人それぞれ視点が違うことだ。私は「現状どうすれば目標達成できるか」1日の大半それに関し想起する。その前提で映画を観ると、主人公がサバイバルに生還することを私の叶えたい目標に置き換えたり、絶望的な状況を問題のボトルネックと置き換えて観ている。

他の人は、当然違う考えを持っており、私と異なる視点で観ているだろう。映画の内容を重視してみるか映像・カメラワークを重視してみる人もいるだろう。映画で学ぶことは多々ある。また長期休みが得られた際はゆっくり観たいものだ。