ほげほげ挑戦日記

30代のおっさんが日々感じたこと、体験したことを記録していくブログ

おっさん 帰省する

地元に帰省した。

例年では、公共交通機関を利用するのだが、コロナの関係上車で帰った。1泊2日で短い滞在だったが、両親の様子は例年と同じ様子だった。両親は、持病がありつつも悪化している訳では無く、変わった様子は無かった。

 

帰省した日の夜、母親と3時間ぐらい雑談をした。例年と同じ話題で、昔話しかしなかった。父親も町内会の仲間や仕事の話をしていた。

 

翌朝、近所を散策した。コースは小学校時代に通っていた通学路や、子供の時によく自転車を走らせた道である。田舎町なのでボロい家が多い。土地が安いせいか、最近新築の家も建ってきた。新しい家は、近所で相当目立つ。周囲が古い家なので、モダンな家が非常に違和感を感じる。使い古したフライパンの取手だけ換えた感覚に似ている。

以前あった建物が壊され更地になり、行きつけの店は閉店しシャッターが閉まっている。この町は、私が出ていって、既にゴーストタウン化していた。

 

両親や地元の町に触れ感じたことは、成長しないことへの虚しさだ。

 

両親は、例年変わらず、そこそこ元気でいるが、何か新しいことに挑戦・体験し、そこから学びを得た様子は無い。相変わらずスマホのアプリは使えないし、自力で使おうとする様子もない。昔話ししなくて、話をしはじめた時点で、何をいうか百人一首かの様に分かる。

町は、新しい店が建つことはなく、現存している店は閉店し、シャッターが閉まっててそのままである。更地が目立ち始め終焉を感じさせる。

 

上記のことを悪いと言っている訳ではない。ただ、自分自身が「衰退」を受け入れられるかどうかと問われたならば、私は「受け入れられない」と断言できる。昨年は多くの実績を残せられた。そこで得たことは、このような生き方が自分を望んでいたのだと知った。挑戦し、自分に合う・合わない、楽しい・詰まらないと判別し、新たな自分と出会う。結果的に残ったものは1か2つだったが、それで十分だと思う。

 

今年は、会社に属さなくても生きられる力を身につけたい。そのため何ができるか日々考えている。年齢関係なく、いつでも人は変われると私は信じている。